はじまり・・・
観光で訪れた川越の町を気に入り、都内から移り住んだ編集発行人・藤井美登利が、「川越の町の面白さを紹介したい」とライター、イラストレーターの友人と「川越むかし工房」を設立。年2回・A5版22ページの川越の町雑誌を2001年に創刊しました。「読みたいものは自分たちで作ろう」という無謀な企てがはじまりでした。
東京の忘れものが見つかる懐かしい町・川越には「ものがたり」がたくさん眠っています。歴史になる前の「ちょっと昔のはなし」それがこの町の宝物。それらをちょっと掘り起こして、加工すると、あら不思議、むかしの人と今の人、訪れる人と町の人がつながっていくようです。
350年前から続く「川越氷川祭り」があり、江戸時代から同じ場所で時を刻んできた「時の鐘」がある町。ひいおじいさんがみた景色を、そのひ孫たちも眺めて生活できる町。
日本中同じ様な町が増えるなか、川越の魅力はますます輝いていくでしょう。そんな小江戸・川越から新しい「ものがたり」を発信していきたいと思います。
|