川越 あすまや

 

 
創業明治16年。
初代・平野信吉が川越で呉服を扱いはじめて120年。

着物はほんの少し前までは、暮らしのなかの日常着でした。昨今ではお宮参り・七五三・成人式・結婚式など特別な日のものとなってしまった感がありますが、日本人をいちばん美しくみせてくれる装いです。

「きもの」という一枚の布を、羽織、襦袢、帯、小物へと形をかえ、最後の切れ端までいつくしむ。
親から子へ、子から孫へ・・・。そして大切な人へと受け継いでいく。きものには人から人へ気持ちをも受け渡していく「ちから」があるのです。

私たち日本人が大切にしてきた季節感・美意識・職人の技、伝統など、きものを通して広がっていく世界を知って
いただけたらと思います。きものを気負いなく楽しんで頂けますよう、お客様のお手伝いができればと願っております。

あすまや店主